🏕 鶏肉はBBQの定番。でも「現地で下処理」は危険信号!
BBQでの主役食材といえば、やっぱりチキン。照り焼き、スパイシーウイング、ハーブマリネ…どんな味付けでも受け止めてくれる万能選手ですよね。
でも、その鶏肉。「現地でさっと洗って、切って焼こう」なんて思っていませんか?実はその行動、バーベキュー場では絶対にNG。下処理のやり方ひとつで、食中毒やトラブルにつながることもあるんです。
ここでは、ついやりがちな鶏肉のNG行動3つをBBQ目線でチェックしていきましょう。仲間との楽しい時間を守るためにも、読んだら今日からぜひ見直してください!
🚫 NG①:バーベキュー場のシンクで生肉を洗う
「ぬめりが気になるから、水で洗ってから焼こう」──これ、家庭でもやりがちな行動ですが、BBQ場では最悪のNG行為です。
鶏肉の表面にはカンピロバクターなどの菌が付着していることがあり、水で洗うとその菌がシンクや周囲の調理器具に飛び散る危険があります。屋外のシンクは共用のことが多く、飛び散った水しぶきが他の人の調理にも影響することも…。
👉 対策はシンプル!
自宅で下処理を済ませ、キッチンペーパーで軽く拭き取るだけでOK。現地では「開けて焼くだけ」の状態で持っていくのがBBQのマナーです。
❄️ NG②:買ってきたままのパックで冷凍
「前日に買った鶏肉、そのまま冷凍庫へ」──これも地味にやりがちなNG。スーパーのパックには“ドリップ”(赤い汁)がたまりやすく、そのまま凍らせると臭みや風味の劣化につながります。
さらに、発泡トレーは冷気を通しにくく、冷凍まで時間がかかる=菌が活動する時間が長くなるんです。冷凍保存するなら、下味をつけて食品用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍するのが鉄則。
マリネ状態で持っていけば、現地では袋から出して焼くだけ。味も染み込み、BBQ準備もスマートになります。
🌡 NG③:常温で解凍する
「朝のうちにクーラーボックスから出して、自然解凍でいいでしょ」──これも危険。常温で放置された鶏肉は、見た目が変わらなくても菌が急速に繁殖します。
しかもドリップ(肉汁)が出て旨味が流れ出し、焼いたときのジューシーさが失われてしまうことも。
おすすめは、クーラーボックスで氷水解凍。袋ごと氷水に浸けておけば、低温を保ちながらムラなく解凍できます。手間はかかりますが、味と安全性の両方を守れる最強の方法です。
🍗 まとめ:チキンBBQは「準備8割」でうまくいく
BBQでの鶏肉トラブルは、実は「現地での下処理」が原因のことがほとんど。生肉の扱いはデリケートだからこそ、自宅でしっかり仕込み→現地では焼くだけのスタイルがベストです。
家で下味をつけておけば、現場では煙と香ばしさに集中できるし、衛生的にも安心。次のバーベキューでは、チキンの準備を“クール&スマート”に決めましょう!🔥

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