目次
- あの日の失敗が、すべての始まりだった
- 焼肉屋店長の経験が、BBQで活きるなんて
- 協会で学んで、現場で試して、型にした
- 「また失敗するかも」をなくすために作った”フレーム”
- BBQ Connectという、私なりの答え
- いま、やってること
- これから、やりたいこと
あの日の失敗が、すべての始まりだった
初めて自分でBBQを主催した日のこと、今でも鮮明に覚えてます。
火がなかなかつかない。焦って着火剤を足しすぎて、煙モクモク。やっと火がついたと思ったら、肉は焦げるし、生焼けだし。友人たちは気を使って笑ってくれてたけど、場の空気は確実に重かった。
「BBQって、こんなに難しいんだ…」
あの日、痛感したんです。BBQって、料理の腕じゃなくて「場づくり」そのものなんだって。
火が起きると、人が自然と集まってくる。炎を囲んで、会話が生まれる。逆に火がうまくいかないと、全部がぎこちなくなる。
火おこしは、BBQの”最初の演出”なんだ。
この失敗から、私の試行錯誤が始まりました。
焼肉屋店長の経験が、BBQで活きるなんて
実は私、20代の頃に焼肉チェーン店で店長をやってて、その後イタリアン料理店を仲間と立ち上げた経験があるんです。
当時は「飲食とBBQって、全然別物でしょ」って思ってました。
でも、あの大失敗の後、ふと気づいたんです。
「あれ、これって飲食店の段取りと一緒じゃん」
- お客さんの動線
- 調理の順番
- スタッフの役割分担
- ピーク時の段取り
全部、BBQにも当てはまる。というか、BBQこそ「場作り」と「段取り」が命なんです。
そこから、BBQをノートと写真で記録し始めました。うまくいった時の空気感、失敗する時の兆し、全部メモしました。
協会で学んで、現場で試して、型にした
日本バーベキュー協会で目が開いた
「もっとちゃんと学びたい」と思って、日本バーベキュー協会で学び始めました。
そこで知ったのが、アメリカンBBQの奥深さ。そして何より、運営の滑らかさ。
特に印象的だったのが役割分担の考え方。
- ホスト:場を回す人
- ゲスト:もてなされる側の人
- サポーター:それぞれ役割を決めることで運営がスムーズ
これを明確に分けるだけで、主催者の負担が激減するし、参加者も「自分の役割」がわかって楽しめる。
現場で試して、磨いた”型”
協会で学んだことを、実際のBBQで何度も試しました。そして、自分なりの型に落とし込んでいきました。
私の4つの型
- 火おこし:チムニーと直火起こしの両パターンをテンプレ化。静かに、確実に。
- 焼き方:直火エリアと保温エリアを分ける。順番は「前菜→メイン→デザート」。
- 衛生管理:トング2本運用。生肉用、焼けた肉用。これ、めちゃくちゃ大事。
- 片付け:消火、油汚れ対策、撤収チェックリスト。「来た時よりも美しく」が合言葉。
「動線設計」という発見
もう一つ、大きな発見がありました。それが動線設計。
準備台・焼き台・配膳台・ゴミ箱の配置を工夫して、人の動きが交差しないようにする。
これだけで、驚くほどスムーズになる。BBQは”段取りの芸術”なんです。
「また失敗するかも」をなくすために作った”フレーム”
何度もBBQを主催して、わかったことがあります。
「毎回ゼロから考えると、必ずどこかで失敗する」
だから、誰でも再現できる”型”を作りました。
基本の5つの型
- 準備の型:持ち物リスト、役割分担を事前に共有
- 火の型:チムニー/直火の手順をタイムライン化(写真付き)
- 焼きの型:「前菜→メイン→デザート」の黄金比
- 衛生の型:2トング運用、まな板分離、手袋、除菌
- 片付けの型:消火→油処理→分別→撤収チェック
メニューの黄金比
- 前菜:BBQ始める前の1品(すぐに食べれるもの)
- メイン:直火と間接火のバランス(チキン、スペアリブ、牛ブロック)
- デザート:焼きリンゴ、マシュマロ、シナモンバナナで”香りの記憶”を残す
伝わる・残る・広がる
この型をブログで公開して、24時間質問に答えるAIコンシェルジュも作りました。LINEでは「火おこし完全マニュアル」のPDFも配ってます。
「読めばできる」「聞けば解決する」「保存して次回はもっと上手くなる」
この循環を作りたかったんです。
BBQ Connectという、私なりの答え
BBQ Connectは、私の失敗から生まれたプロジェクトです。
コンセプトは、日本式とアメリカンBBQの”いいとこ取り”。
高価な装備も広い庭もいらない。段取りと工夫で、誰でも楽しめるBBQは作れる――それを証明したい。
大切にしてること
- 現場主義:実際にやる。失敗する。直す。これを繰り返す。
- 再現性:テンプレ化とチェックリストで、誰でも同じ結果を出せるように。
- 共有性:記事・PDF・動画・AIで、知見を広げる。
「BBQは、誰かの心に火を灯し続ける技術」
だから私は、導線と体験の設計にこだわります。
いま、やってること
- ブログ整備:入門編、道具選び、メニュー、活動記録を充実させてます
- LINE連携:特典PDF「火おこし完全マニュアル」を配布中
- AIコンシェルジュ:記事やデータと連携して、質問に自動で答える仕組み
これから、やりたいこと
小さく始める「困りごと解決グッズ」
まずは「トング2本運用セット(生肉用/焼けた用)」みたいな、現場の困りごとを確実に解決する”小さな正解”から始めたい。
収納、掛け方、衛生面まで考えた設計。レビューをもらって、改善していきます。
あなた専用の「BBQ進行表」
アンケートに答えてもらって、AI分析して、おすすめメニューや導線を提案。あなた専用のBBQ進行表をPDFで作る仕組みも準備中です。
コミュニティ
小規模でも”安定して楽しい”BBQを広げたい。活動ログを公開しながら、実地とオンラインがつながる場所(Connect)を作っていきます。
あの日の失敗は、無駄じゃなかった
初めてBBQを主催した日、火がつかなくて焦って、肉を焦がして、場の空気を重くした。
あの失敗があったから、今がある。
もし、あなたも「BBQ、やってみたいけど失敗しそう」って思ってるなら。
大丈夫。失敗した私が、型を作りました。
一緒に、週末の”炭火時間”を楽しみましょう。
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