【BBQ基礎編】肉だけじゃない!ふっくら香ばしいサーモングリルの基本

「バーベキュー=肉を焼くもの」──そんなイメージを持つ人は多いと思います。
しかし、 肉だけを焼いていると、どうしても味の方向性が単調になり、香りも重くなっていく。
そんなときに、魚を一品取り入れるだけで空気が変わります。
特にサーモンは、火加減や香りの変化が目に見えてわかる、まさに“焼きの教科書”のような食材です。

今回は、BBQ基礎編としての「プランクサーモン」を紹介します。
肉中心のバーベキューに飽きてきた方、少し違う世界を見てみたい方にぴったりの一皿です。

🥩使用した食材

  • サーモンフィレ(皮付き・生)
  • 塩・胡椒
  • オリーブオイル
  • レモン・ライム(スライス)
  • ローズマリーまたはディル
  • 木板(プランク)

🔥下ごしらえ・味付けのポイント

サーモンは、軽く塩胡椒をふり、全体にオリーブオイルを塗ります。
レモンとライムをスライスしてのせると、見た目も鮮やかになり、焼いている途中から食欲をそそる香りが立ち上がります。

プランク(木板)を使う場合は、水に1時間ほど浸してから使用します。
これにより焦げにくくなり、木の香りがゆっくりとサーモンに移ります。
実際に焼いてみると、スモークと柑橘がほどよく混ざり合い、想像以上に奥行きのある香りに仕上がります。注意点としてはプランクには十分水を浸透してください。焦げると食材に焦げた匂いがつきます。

⏱焼き方の工夫

直火ではなく、炭を左右に寄せて真ん中を空ける「間接焼き」が基本です。
火力は中火が理想で、手をかざして5秒で熱くなるくらいが目安です。
この温度帯を保つことで、サーモンの脂がゆっくりと溶け、内部まで均一に火が通ります。

📸盛り付け・写真

木の香ばしさとレモンの酸味がふんわりと混ざり合い、肉料理とはまったく異なる方向性の美味しさが広がります。
仕上げにオリーブオイルを少し垂らせば、照りが増して写真映えも抜群。
テーブルに出した瞬間、周りから「これ、本当にBBQで作ったの?」と驚かれます。

👥参加者の反応

「魚ってBBQでこんなにふっくら焼けるんだね」「木の香りが最高」と声が上がり、
肉ばかりの流れの中で一瞬、場の空気が静まるほど。
サーモンの香りが漂い、まるでコース料理を食べているような感じでした。

📝今回の気づき/次回やりたいアレンジ案

魚を焼くことで、BBQの奥行きが一気に広がることを実感しました。
火加減の調整や香りの変化がわかりやすく、単なる調理ではなく“火との対話”に近い感覚です。
次回は、ハーブバターを使った仕上げにも挑戦してみたいと思います。

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